GUMKA工房記

GUMKAミニチュアの備忘録を兼ねた日常記です。

GSX250E その後

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1983年式より後のモデルについては、よくわかりません。

ちょうど、この頃に独立して、模型店を始めたので、
忙しくてバイク店も行けなかったし、
各社のニューモデルがレーサーレプリカばかりで、
急速にバイクに興味を失っていた時期でした。

毎月買っていたバイク雑誌も、妙にマニアックになって、
おもしろくなくなり、記事もメーカー礼賛ばかりで、
買わなくなっていました。

1986年早々(たぶん)、たまたま本屋で立ち読みした、
雑誌の新車紹介コーナーにGSX250E KATANAの
カラーリング変更のニュースが載っていました。
コメントには「基本スペックに変更はなし」とあったので、
GSX250Eは1983年式の仕様のまま、
ずーっと販売継続されていたようです。
変更されたカラーリングは、白と青を基調としており、
ホンダのMBX50みたいでした。

オートバイ誌増刊の「世界のオートバイ特集 1987年」
「世界のオートバイ特集 1988年」で調べると、
この白・青のカラーリングで紹介されていましたが、
同誌1989年度版では完全に消えていたので、
1988年までは新車が買えたようです。

興味深いのは、GSX400Eはとっくに完全消滅しているのに、
250ccは、GSX250E、GSX250T、GSX250Lの三車種とも残っていたこと。
1983年から登場した水冷DOHC四気筒エンジンのGS250FWは
一足先に姿を消して、前年にGF250にバトンタッチしているので、
GSX250シリーズのしぶとさが知れます。

1987年、スズキもホンダCBR250F、250Rに対抗すべく、
水冷DOHC四気筒4バルブ・エンジンのGSX-R250を投入。
円熟の域に達したRG250Γとの二枚看板体制が完成します。
さらに86年、GF250と共にライト・スポーツNZ250も登場していたから、
GSX250Eの引退は時間の問題だったのでしょう。

ちょうどカラーリング変更が発表された1986年の春、
私は奇妙なGSX250Eを見ました。

蔵前通り沿いにあった某大型バイク店(とっくに閉店済)の店頭に、
ビキニカウル付きなのにツートンカラーではなく、
シルバーとキャンディーレッドの単色塗装のGSX250Eが
それぞれ、三台づつ並んでいました。

細部の仕様からすると1983年式でした。

横には、4in1マフラーとシングルシートを装着した
GSX400Fインパルスもありましたが、
こちらも本来ならW/Wカラーをイメージした
レッドとブラックのツートンカラーのはずなのに、
やはりシルバーとブラックの単色塗装でした。

最初はショップが中古車を改造したのかと思いましたが、
シートにはビニールが掛けられ、
メーターの距離計も数kmしかなく、
明らかにメーカー出しの新車。

なんだこれは?と思って見ていたら、
この手の大型店の御約束で、すぐに怪しい店員が来て、

「どうっすか?」

「うちは、この辺で一番っすよ」

「向かい側の●●オートは、ひどいっすよ!」

と、うざったいセールストークを延々と。ダメもとで、

「なんで、このGSXは塗装が単色なの?
 普通はカウル付きはツートンカラーだよね」


と聞いても、

「単色、イイっすよ」

「カッコ良いからじゃないっすか?」

「お客さんのために、単色塗装っすよ、」

と耳から脳味噌が流れ出ているような
バカ丸出しの回答で話しにならず。
結局、正体はわからず仕舞い。

当時は、何かの限定車かとも思いましたが、
それにしては塗装が地味なので、
おそらくスズキの販売会社が
在庫をさばくために、アップグレードしたのでは?
と推測しますが、未だに本当の理由は不明です。