GUMKA工房記

GUMKAミニチュアの備忘録を兼ねた日常記です。

犬の散歩

自転車で郵便局に行く途中の出来事です。

一車線、一方通行の狭い道で、
信号停車中のハイエースのドライバーと、
歩行者のオバちゃんが揉めています。

「ちょっと、アンタ、こんな大きな車なら、
もっと右に寄せて停まりなさいよ!
左脇を通れないじゃないのよ!」

ハイエースの窓がツーっと降りて、ガテン系、強面、
気が短そうな中年男性が顔を出し、

「信号が青になったら、すぐ退くし、待てないなら、
こっちの右脇を通ればいいだろが!」

「ワンちゃんが、こっちを通りたいって言っているのよ!
早く右に寄りなさいよ!」

「おい、おめーの犬は、人の言葉が、しゃべれんのかよ!
いいかげんなこと言ってんじゃねーぞ、このババア、」

ガテン系男性、犬を確認すべく、
車の窓から、顔を、ぐっと突き出します。

そして、次の瞬間、後続車もいなかったので、
男性は車をバックさせて、右側に移動しました。

外見はコワそうで、口の悪い人だったけど、
意外と優しいんだな、と感心したところで、
丁度、信号が青になり、ハイエースはそのまま、
まっすぐ走り去ります。

車の影になっていた、オバちゃんの全身像が、
私のいる場所からも見えました。

40代位の普通のオバちゃんでした。
右手に犬のリードを持ち、
そのリードの先には、何もいない以外は。

正確に書くと、リードの先には首輪が付いています。
つまり、オバちゃんは、リードで犬の首輪を、
ずるずる引きずっている状態。

ああ、これじゃ、ガテン系のおっちゃんでも、
無言で逃げるわな、と納得。

やっぱり季節の変わり目ですかね?
それとも、今、話題のペットロス症候群で、壊れちゃったのかな?

まあ「いろんな人がいて社会」ということで。