GUMKA工房記

GUMKAミニチュアの備忘録を兼ねた日常記です。

ゴンちゃん

ワンフェスにて、ネコを買っていただいた、千葉県のマンクス50さんから。

…部下のネコ好きな女性社員(30代独身)に見せようと職場に持って行き、
ワンフェスという模型とフィギュアの即売イベントがあって、
それに馴染みだった模型店の店主が出店してて、このネコを売ってたんだよ、と。

「うわ~、すごいですね」「へえ、手作りなんですか?」
「そのイベント、沢山、こんなネコ・フィギュア、売っているんですか?」等々、

最初は、ネコ好きらしい良い反応をしてくれ、話が盛り上がったそうです。
ところが彼女が、しげしげとネコを見つめ、「あれ?」と。

「ゴンちゃん?、これゴンちゃんですよね?、うちのゴンちゃんですよね?」

いきなり畳み掛けるように問い詰めてきます。
でも、マンクス50さんには、彼女の言っている意味がわかりません。

興奮している彼女の話を何度か聞くうちに、ようやく外郭が見えてきました。
なんでも、彼女の家では、捨てられていた子猫を「ゴン」と名付け飼い、
10年以上も一緒に暮らしたものの、二年前に死んだそうです。

晩年のゴンちゃんは、その太った体型と、顔を地面にベッタリと付けて寝る姿が
近所でも評判でしたが、マンクス50さんの買ってきたフィギュアが、
まさに寝姿そのものズバリで、この作者は、ゴンちゃんを絶対に知っている!
と言い張っているのでした。

「ゴンちゃんが生きているとき、作者は市川市に住んでいたから、
偶然の一致だよ(彼女の家は東金市)」

「太ったネコなんて、それこそ、どこにでもいるし、
模型映えするポーズを選んだら、こうなったんじゃないかな?」

マンクス50さんが説明しても不満そうな顔。
あまりに彼女がゴンちゃん、ゴンちゃん、言うので、やむなく、フィギュアを進呈。
もちろん、彼女は大喜び。

「ゴンちゃんが死んだとき、家族みんなで悲しんだから、それを見ていた神様が、
きっと天国から、その作者さんにゴンちゃんを作るよう命じたんですよ。
私の手元に届くように、部長がそのイベントに行ったのも、全て神様の計画なんです。
実は、先週、私、ゴンちゃんの夢を見たんですよ、だから、きっと(以下、省略)」

うん。そう、それ、ゴンちゃんだよ。ゴンちゃんが死んだとき、
オレ、神様のメッセージ、受信したから…(ノ_-;)ハア…コレデイイ?

普段は仕事をちゃんとやる、立派なOLさんだそうですよ。