GUMKA工房記

GUMKAミニチュアの備忘録を兼ねた日常記です。

愛すべき宿の爺さん

毎年恒例、高知のYさんの尿酸値・血糖値向上初夏ツアーの季節です。

今年はキジ鍋が食べたいとのリクエストがあったので、
何人かから情報をもらい、キジ鍋を名物料理としている、
山奥のひなびた温泉宿にしました。

ホームページを見ると、直接電話予約すれば
宿泊料金が割引になるキャンペーンをやっています。
さっそく、電話をしたら、御老人が出ました。

爺「あ~、今、誰もいなくて、2時過ぎに戻ります」

私「(えっ?)あ、そうですか。じゃあ、その頃、電話します」

爺「どなたです?なんの御用ですか?」

私「いや、宿の予約をしようと思って電話したんですけど…」

爺「あ、御予約の方でしたか。失礼しました。●●●湯です。大丈夫です。
  今、予約できますよ。お泊まりは何名様で、いつですか」

人数と希望日を伝えると

爺「はい。御調べしますから、少々お待ちください…
  え~っと予約帳、予約帳、予約帳、あれ?予約帳は?予約帳、予約帳、
  あれ~ないな?うわ~!(バタバタする音の後、何かが崩れる音がして) あららら~」

私「あ、あの、かけ直しますから…」

爺「大丈夫、大丈夫です。ちゃんとメモしますから。え~と~」

保留にしてないから、受話器を置いて、どっかに走り去る音や、
遠くで、予約帳、予約帳という声が丸聞こえです。

いきなり走り戻ってくる音がして、

爺「ありましたよ、予約帳。うちはこれで管理しているんで。
  え~っと27日?空いています、大丈夫ですよ」

一応、予約をお願いしたものの、やはり不安は否めず。
後で、宿の方が戻る時間にもう一度、連絡しようと電話を置きました。

3時過ぎ、再度、電話をしたら、出てきたのは、また、あの爺さん。

爺「●●●湯です」 

仕方ありません。料理に絡めて予約確認しますか。

私「さっき予約の電話をした高田ですけど、
  夕食がキジ鍋を選べるみたいですけど、
  これは事前に予約ですか、それとも当日選ぶのですか?」

爺「え~っと、ちょっと予約帳を見ますから、少々、お待ちください。
  予約帳、予約帳、予約帳、あれ?さっきまでここにあったのに…
  予約帳、予約帳、」

さっきと全く同じ展開です。
再び、受話器を置いて、どっかに走り去る音が聞こえます。

爺「ありましたよ、予約帳。奥に持っていたんでした。へへへへ。
  え~っと、高田さん、高田さん、あ~、さっき電話をくれた。
  予約は通っていますよ。27日、二名様、本館のお部屋ですね」

私「ありがとうございます。んで、食事は、当日に選ぶんですか、それとも…」

爺「あれ?高田さん、お食事が決まっていませんね」

やはり、この展開ですか。確認の電話をして良かったです。

爺「え?さっき、私、聞き忘れていました?あ~、そりゃ、すいません。へへへ
  え~と、当宿には、名物のキジ鍋がありますが、
  野鳥に抵抗があるという方には、牛肉の…」

ここで、「お爺ちゃん、何してんの?」と孫らしき女の子の声が。
爺さん、「ちょっと待ってな、今、御客さんだからね」と。

爺「すいませんでしたね。へへへへ え~っと、何でしたっけね?」

こういう、志村けんのコントみたいなノリは好きですね~

うん。楽しい旅行になりそうだ