GUMKA工房記

GUMKAミニチュアの備忘録を兼ねた日常記です。

日本人の名誉がかかっているだと?

香港に住んでいるツツミシタ大塚君の話。

仕事を終えて帰宅したら、1/8サイズにカットされたスイカが、
テーブルに置いてあったそうです。

イカは大好物なので、食べようとすると、
香港人の奥さんに、アンタはデブで汗臭いから、
先にシャワーを浴びろと怒られました。

なんだよ~いいじゃん、食べてからでも…と思いつつも、
奥さんの言うとおりにシャワーを浴びます。

でも、ちょっと癪に障ったので、オレはシャワーを浴びたぞ!
これで文句はないな!と主張すべく、身体もロクに拭かないで、
全裸でリビングに戻り、立ったまんまスイカを食べ始めました。

当然、奥さんは、床が濡れるから、ちゃんとタオルで身体を拭け、
あと、急に来客があるかもしれないから、パンツくらい穿けと怒ります。
しかし、悠然とスイカを食いつつ、無視。

その態度に奥さん、さらに怒り、
いい歳して、子供みたいな真似するな中年デブ!とナジります。

カチンと来た彼は、昔見た怪獣映画のガメラの中に、
空を飛んで来たガメラが両足をブレーキにして着陸し、
地上を滑走しながら、火炎弾を口から敵に吐くというシーンを思い出し、
濡れた足裏で、床をつ~~と滑りながら、奥さんの傍まで横移動し、
ガメラガメラガメラ」と言いながら、
口から、スイカのタネを奥さんの顔に向かって、ププププププププププと飛ばしました。

ツツミシタ大塚君の予想では、奥さんがきょとんとして、
ガメラってなに?」とか尋ねてくれて、夫婦円満になるはずでしたが、(←間抜けがここに)
このときは、ブチ切れられ、

「日本人男性は変態だ!素っ裸で、キン●マゆらゆらさせて、
女性につばをついたスイカのタネを飛ばしてくる!
こんなのは耐えられない!明日、会社の同僚に言いふらしてやる!」

だから、これは怪獣映画のガメラが…
と必死に説明しても、聞く耳を持たず。

こうなったら、奥さんに、その映画を見せて誤解を解こうとしましたが、
肝心のガメラが滑りながら火炎弾を吹くシーンが、
どの作品だったのか思い出せず。(←やはり間抜けがここに)



かくして、うちに国際電話がありました。

「あのガメラは、ギャオス、レギオン、イリスのどれだった?」

私も一応、ガメラは見ていますが、そんなに特撮に熱くないので、
覚えておらず、わからんと言うと

「このままだと、日本男児が香港女性から変態呼ばわりされるんだぞ!
それでもいいのか!日本人の名誉のためにも、調べてくれ!」
(↑やっぱり、間抜けがここに)

面倒くせーなーと思いながら、詳しい人に尋ねたら、
有名シーンだそうで、すぐにレギオンと判明。

伝えたところ、香港の旺角にある日本映画専門店で、DVDを入手して、
それを奥さんに見せれば汚名返上だ~!と言っていましたが、
その後の顛末は聞いていません。



2020年のオリンピック開催が東京で決まって、
大喜びしながらTVのニュースを見ていて、
日本人、名誉、誇りという単語を聞いたとき、不謹慎ながら、
なぜか、このエピソードを思い出しました。