GUMKA工房記

GUMKAミニチュアの備忘録を兼ねた日常記です。

アルフィンカバー(その2)


 途中、東京大学での講演などがあり、途切れましたが、前回の続きです。私自身、GSX250Eのオーナーでありながら、あのサイドカバーには違和感があり、ブラックを選んだ理由は黒横線が目立たないからです。

 私のGSXは、前オーナーがサイドカバーにブレーキフルードをこぼしたらしく、塗膜がぽっこり膨れている箇所がありました。まあ、そのうち再塗装してやろうと思っていたのですが、ふと例の噂どおりサイドカバーがスリット状だとどうなんだろうと考えていたところに、某ネットオークションで80年代に憧れたBEETのアルミ製サイドカバー、通称アルフィンカバーが出品されていました。

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 BEETのアルフィンカバーは長らく生産中止となっており、欲しい人は部品交換会やネットオークションで中古品やデッドストック品を捜すしかなかったのですが、最近、スズキGS400やホンダCBX400Fなど幾つかの人気車種用が復刻されました。

 ただ、当然ながら不人気なGSX250E用は復刻の兆しすらありません。なので入札&落札し、数日後、現物が届いたのですが、とある事情があって、そのまま倉庫に封印。

 5月の連休中に引っ張り出してきて、もう一度、車体に取り付けてみると、これが、なかなか良い。アルフィンカバーを車体色ブラックではなく、エンジンシルバーで塗装すれば、オリジナルの横黒線サイドカバーよりいい感じになるかな?と。

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 ただ、このアルフィンカバーには問題があり、車体にちゃんと固定できないのです。倉庫に封印した理由はこれでして、具体的に説明しますと、写真は左側ですが、本来、赤丸部分が車体に固定する取付ピンの正しい穴位置ですが、全然、違う場所に開いています。

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 まあ、でもネジ穴を埋めて新たに穴を開け直せばなんとかなりそうですが、どうしようのないのが、右側。

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 そもそも穴を開けるためのベース位置からしてズレています。これはアルミ溶接で肉盛り後に加工するか、今あるベースを削り落して、新しいベースを溶接するしかありません。

 アルフィンカバーは町工場レベルで簡単に作れるアルミの砂型鋳造品なので、当時はコピー品が流通しており、中には粗悪品もありました。コピー品に対する意識や状況も今とは根本的に違い、値段が安いから敢えて買うという人もいたし、ちゃんとしたバイク店で正規の値段で買ったのにコピーだったという、今なら炎上必至なケースもありました。

 コピー品の多くは、キチンと取付ができなかったので、これもコピー品なのかな?当時物でなくて、誰かが、最近、中国辺りで作らせたのかもしれませんね。

 ただ、私の手元にある状況は変えようがなく、何とか使えるようにしたいので、どなたかアルミ溶接が得意な加工屋さんを御存知ないですか?